皮膚科の医師求人(常勤・非常勤)ガイド

症状が現われたら専門医の診察を受けて原因物質を特定することが重要です

かゆみ、紅斑、水疱が現われます

特定の物質が皮膚に触れることにより、接触部分に炎症が起き、痒みや紅斑が現われます。症状が著しい場合、腫れや水疱が現れ、治療後も色素の沈着が残ってしまうことがあります。

原因物質は人によって様々ですが、アレルギー反応を起こりやすい人と起こしやすい物があります。特に多い原因物質には次のようなものがあります。

植物、果物
サクラソウ、ギンナン、ウルシ、マンゴー、キウイ、パイナップル、ポトスなどは、その植物が持っている毒素や毛が原因です。建築用材として使用機会の多い輸入木材のレンガス、マホガニー、チークなども注意が必要です。

ニッケル、水銀、コバルトなど
日常生活で何気なく身に付けている腕時計のバンド部分、眼鏡のフレーム部分にはニッケル、コバルト、3価のクロームが使用されていますが、これらが原因物質になることがあります。

なかでもピアス型のイヤリングでは、耳たぶの中で溶けたニッケルが血流に乗って全身に運ばれるため、ピアスを付けた部分だけでなく、全身に痒い湿疹ができるケースが多くなっています。また、水銀系の殺虫剤や防カビ剤を使用している靴墨、朱肉、衣類、外国製の化粧品などに触れて皮膚炎を起こす人も少なくありません。

衣類
染色に使用される化学物質、防カビ剤などを使用した衣類が増えるとともに、衣類との摩擦が置きやすい袖口、首の周囲、下着のあたる部分などに接触皮膚炎が起きやすくなっています。

治療を行う際には、何よりも原因物質の特定が重要となります。まず、原因として疑われる物質・成分を調べるため、検査用のパッチ(絆創膏)を48時間皮膚に貼るパッチテストを行います。原因物質が判明すれば、抗ヒスタミン薬の内服やステロイド軟膏の塗布します。

アレルギー性接触皮膚炎では、日常生活の中で原因物質を遠ざけることさえできれば、自然に治ることもあります。しかし、単一の物質・成分ではなく複数のものが絡み合ってアレルギー反応を引き起こしていることもありますので、原因物質の究明には時間がかかる場合があります。

アレルギー性接触皮膚炎とは気付かずに、痒みや紅斑が治らないからとドラッグストアでかゆみ止めの薬等を購入・使用することで症状がかえって悪化する場合もあります。必ず専門医の診察を受け、原因物質を特定してから適切な薬を用いることが大切です。

 
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