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日本人の10人に1人は感染しているとされる爪水虫の症状と治療法

治療は根気よく続けましょう

白癬菌が爪に伝染して起こる爪水虫は、日本人の10人に1人の割合で感染しているといわれる非常に患者数の多い皮膚疾患です。長い間、足水虫を患っている患者さんは爪水虫も併発しているケースが多く見られます。

症状としては、爪の表面が黄色や褐色に変色し、縦じわや凹凸が目立つようになります。そのうち爪が白く濁って分厚くなり、内部が空洞になることもあります。

皮膚科を受診せずに放置していると、爪の下の角質がどんどん厚くなり、爪がボロボロになって砕けるなどしてしまいます。また、変形して巻き爪などの状態を引き起こし、歩行に支障をきたしてしまうこともあります。

ただし、爪が白く濁ったり、分厚くなったりしたからといって、必ずしも爪水虫とは限りません。特に小指の爪はぶつけたりするなどの外傷性で白く濁ることがあります。また、爪カンジダ症などの病気でも同じような症状が見られます。素人目では判断が難しいので、自己判断せずに、皮膚科専門医の診察を受けるようにしましょう。

足水虫は外用薬が治療を行いますが、爪は有効成分が浸透しにくい場所ですので、内服薬(飲み薬)で治療を行います。爪全体が白く濁っている場合、治療には、爪が新しく生え変わる半年から1年くらいの期間が必要です。

爪水虫では、多くの人が足水虫を併発しています。足水虫を外用薬で殺菌しても、爪から白癬菌が供給され続けるため、いったんは症状がおさまったように見えてもすぐに再発してしまいます。つまり、爪水虫を完治させない限り、足水虫も完治しないのです。従って、自己判断せずに、皮膚科専門医から「完治しました」と言われるまで、根気よく治療を続けることが重要です。

白癬菌の感染を防ぐためには、不特定多数の人が素足になる健康ランド、スポーツクラブ、居酒屋の座敷などに行ったら、帰宅後はしっかり足を洗うようにしましょう。家族に水虫の人が既にいる場合は、室内をこまめに掃除することも大切です。詰めきりをする場合は新聞紙を敷いて飛び散らないようにして、切った爪は紙に包んで捨てます。爪きりのあとは、爪切りと手をきれいに洗いましょう。

 
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